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自己啓発

2016年9月 2日 (金)

瀧本哲史『武器としての決断思考』

点検読書228

星海社新書(2011年9月21日)刊


自己啓発


世の中に「正解」はない。必要なのは、知識と判断と行動である。その判断に必要なテクニックとしてのディベートの手順であるメリット・デメリットの仮定と反論法を教える。そうした技術を獲得することで、自分で考えて、自分で決めていく、決断思考を身につけることができるだろう。


5部構成

1:学ぶ意義とは何か(はじめに、ガイダンス)

2:議論の意味(1時間目)

3:議論のたて方(2、3時間目)

4:反論の仕方(4時間目)

5:判断の基準と考え方(5~7時間目)

コメント
 本書のメッセージは、「自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていく」というもので、その技術としてディベートの方法を学ぶというものです。ですから、本書では、相手を言い負かすためのテクニックではなく、あくまで自分で考えるためのヒントとしてディベートを考えています。

 何か自分の中でテーマとなりそうなものが見つかった時、そのメリットとデメリットを比較・考量して判断するための技術がディベート的思考なのだそうです。そこで重要となるのは、それぞれの主張に対して「ツッコミ」という形で反論を加えてくということです

 

その反論というのは、その考えの結果としての主張に向けるのではありません。その主張を成り立たせる根拠とその根拠と主張(結果)を結びつける前提となる考え方(推論)に対して「なんで」と問いかけることが重要だといいます。根拠があやふやなものでは、その主張やあやしいものとなりますし、根拠と主張の因果関係がおかしければ、それは成立しません。

 このように、本書は、自分で考える際に、結果としての主張のみを考えてはならない、というのがテーマとなっています。多くの人は、自分で自分のことを考えているのです。しかし、その考えというのは、まさに「自分」という主観を突き詰めたもので、蓋然性に足らないものが出てしまうのです。

 つまり、自分のみで考えるというのは、結論としての主張が初めにあって、考えれば考えるほど、その主張を補強することにしかならないので、独善的になってしまいます
。そうではなく、あえてその結論のメリットだけではなく、デメリットも考える。そして、その両者を自ら反論してみる。この時の反論は、結果ではなく、その根拠と推論に当てられなければなりません。結果というのは、結局のところ、価値観や希望などの主観に過ぎません。そうではなく、その結果を成り立たせる根拠や推論を反論の対象とすることで、客観性を持たせることが可能になるのです

 

これは、個々人の物の考え方の強化だけではなく、人との関わり方についても同じことです。各人の主張(結果)に対して、批判しても仕方がないのです。というのも、それぞれの主張は、各人の価値観や希望としての主観を意味すると先に書きました。ですから、その主張について反論しても「俺はこう思う」「俺はそう思わない」という主観と主観の応酬にしかなりません。そして、主観にはそれぞれの人の経験や習慣などから成立した価値観に基づいていますから、頭からそれを否定することは、相手の人格を傷つけることになります。それでは、それぞれ価値観が異なる社会において、議論は成立しません

 ですから、各人は、物の考え方は違う、ということを前提にした上で、その主張の根拠や推論について聞き出すために、「何で?」と質問をし、その根拠や推論が正しいかどうかを本人に確認を取るという方法をするのが自分にとっても相手にとっても納得のできる手法となります。人は、自分の考えを人に否定されて、考えを変えることはありません。自分で納得して変えるのです。とすれば、もし相手の主張があやしいと思ったら、その根拠を聞いて、根拠のあやしさを本人に確認させる手助けをすることが説得の技術となります

 

本書は、このように単に自分の「武器」としての思考法だけではなく、考え方の違う他人とどうすれば頭に血が上らずに共生できる社会をつくれるか、ということまで射程の入った議論なのではないか。そのように感じられました

評価 ☆☆

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2016年5月13日 (金)

スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣』

点検読書190

副題は「人格主義の回復」
キングベアー出版(2013年)刊


自己啓発


習慣とは、何をするのか、なぜそれをするのかという問いに答える知識、それをどうやってするのかというスキル、それをしたいという動機にあたる意欲の三つが交わる部分と定義される。本書は、自分の中に軸となる原則を確立し、常にそれにもとづいて行動するための7つの習慣を提示する。このような原則に従った「人格主義」にのっとった生活こそ、不安なく前向きに生きるスキルを獲得するのに必要なことであり、また人生の幸福という「成功」を導くヒントとなる。


四部構成

1:パラダイムと原則

2:私的成功
  ・主体的であること(第1の習慣)
  ・人生の終わりを思い描くことから始める(第2の習慣)
  ・最優先事項を優先する(第3の習慣)

3:公的成功
  ・Win-Winを考える(第4の習慣)
  ・他者を理解することが、理解されるための第一歩(第5の習慣)
  ・異なる意見を尊重することで相乗効果を生む(第6の習慣)

4:再新再生
  ・日々の生活の中で小さな目標を立て、達成を日々確認する(第7の習慣)

コメント
 著名な自己啓発本。
 D・カーネギーの本をいくつか読んで、大体の自己啓発本の目的というのは、分かったような気がします。つまり、不安のない生活をおくるにはどうしたらよいか。ここなのでしょう。人々が、どれだけ日々の生活に不安をもっているか。また、不安を持って生活している人が、どれだけ人生を無駄にし、損をしているか。ということになると思います。
 不安がなくなれば、人は他者に対して明るく接することができますし、不快感を与えることもなく、一とのつながりが増えて、経済的な成功に結びつくこともあるでしょうし、また経済的に成功しなくても、明るい気分で人生を過ごせれば、それは幸福な人生であったと考えることができます。
 本書の主張もそこにあるのだと思います。とりわけ、第2の習慣で述べられている何を中心に生きるべきか、という問題。配偶者や家族、友人など人を中心にすると、相手の変化やその相手と自分との関係の中に入ってくる何者かが現れると不安になってしまいます。また、お金や経済的地位も、何かの拍子で失われる機会があるとその中心が失われてしまいますし、また常にそれが失われるかもしれないという不安に苛まれます。
 では、どうすれば良いかというと、「原則」中心に生きよ、と提言されます。その原則というのは、基本的には自分がどういう人間でありたいか、ということを自身が死んだ時、人々にどう思われたいかを想像することで考えろ、ということなのですが、例として「公正」や「誠実」、「正直」などが挙げられています。例えば、「嘘をつかない」を原則として生きていくと考え、それを中心にすべての生活を組み立てていけば、外部で何が起きたとしても、その原則にしたがって対応すれば良いので、不安を感じる必要がない、ということなるわけです。つまり、外部のものを中心に生きていくと、その外部のものの変化というものに依存した生き方になってしまいますが、自分の中で作った原則を中心に生きていけば、変化することがないので不安がない、ということになります。
 あとの習慣というものは、そうした原則中心で生きていくためのスキルのようなもののようです。では、その原則を何に定めるか。それは、本書では先のヒントぐらいで答えてくれない。もうそれは、自分で考えなくてはならない、ということなのでしょう。なぜなら、人から与えられた原則は、外部性に依存することになり、もし何かの拍子で、この著者なり、他の原則を与えてくれた人への失望があれば、それは崩れさってしまうことになるからでしょう。
 しかし、本書を通読していけば、何を原則として生きるべきかは、自ずと分かってくるような気もします。また、まずはカーネギーの『人を動かす』や『道は開ける』の諸原則を取り入れてためしてみるのもいいかもしれません。それが、当人にとってふさわしいかは人それぞれになるのであろうけれども、何かのヒントにはなるのではないでしょうか。
 だいたい自己啓発本の雰囲気はつかめました。やはり、カーネギーの『道は開ける』と『人を動かす』の方が読みやすくて、本書のような本の元ネタになっているのかな、と思います。しかし、それを「習慣」として身に染み込ませるには、本書はそうしたスキルを与えてくれるのではないか。そのような価値はあるように思います。

評価 ☆☆☆☆

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2016年5月10日 (火)

D・カーネギー『人を動かす 第二版』

点検読書188

山口博訳
創元社(2011年)刊


自己啓発


どのようにしたら人間関係はうまくいくだろうか。本書は、人は自己の重要性を認めてもらいたいものだという観点から、人間との上手いつきあい方のヒントを著者が集めた具体的なエピソードを交えて、人付き合いの原則を紹介していく。


五部構成

1:人を動かす三原則

2:人に好かれる六原則

3:人を説得する十二原則

4:人を変える九原則

5:幸福な家庭を作る七原則

コメント
 著者が引用するジョン・デューイによれば、人間のもっとも強い欲求は「重要人物たらんとする欲求」であるといいます
 この「重要人物たらんとする欲求」とは、相手に自分が重要な人物であることを認めさせることを意味しています。では、具体的にどういうことをすれば、重要性を与えられたと感じさせることができるのでしょうか。
 それはまず、話を聞いてあげることです。多くの人間は、多くの時間を自分のことを考えて過ごします。自分なりの価値観、自分なりの意見、様々な自分なりのこだわりを持って生きているのですが、それを誰かに伝えたいと考えています。ですから、その話を聞いて、心から感心している姿を見ることで満足します。相手に自分の考えを伝えて、相手はその意見というものに感心している。それは相手が自分というものを重要なものであると認めたに違いない。そう考えるというのです。
 このように人は、自分の考えというものに自身を持っています。ですから、間違いを指摘されるということは、もっとも不快に思わせることになります。仮に間違いがあっても、それを直接的に指摘してはいけません。黙って聞いているか、控えめに、遠回しに伝えることに努めるべきです。
 相手の間違いを指摘しないということは、議論をしない、ということにつながります。多くの場合、議論というのは無駄なことです。先にも述べたように、人は自分の意見というものを大切に思っておりますので、議論で具体的なデータをもとに相手をやり込めても、自己防衛本能を働かせて、聞く耳を持たなくなるだけで、徒労に終わります。人が意見を変えるのは、自分の選択によるもので、人から言われて変えるものではありません。ですから、議論に勝つということはないのです。仮に勝ったと思っても、それは相手の意見を変えさせることはほとんどなく、反感を買うだけです。議論に勝つもっとも最適な方法は、議論を避けること。議論して頑迷な人の意見を変えさせるよりも、他の中間派に自分の意見を伝えて、同意を取り付けた方がうまくいきます。議論は、無駄なのです。
 では、そうした頑迷な相手を説得するには、どうしたら良いか。それは、先の相手の意見を聞いてあげるにつながります。人は、自分の意見をじっくり聞いて欲しいと言うのは先に述べましたが、そこで重要なのは相手がおべっかでうなずいているだけではなく、心から関心を寄せていると感じることです。ということは、話を聞く側は相手の話をじっくり聞き、自分が心から感心できることを発見することに努めるべきだということになります。そして、相手のよいところ、自分と同意できるところを発見し、それと少しずつ自分の意見とすり合わせていく。これが重要になっていきます。自分の意見というものをストレートに通すことを考えてはなりません。それは、相手の頑迷さと同じで、頑迷な自己満足です。ここに留意すれば、相手を説得するいとぐちを見つけられるかもしれません。
 ということは、人間関係においてもっとも重要なのは、他人に関心をもつということです。人間は、意識しなくても自己中心に生きています。ですから、できるだけ意識を他者へと振り替えていく。そうすれば、人に対する態度が変わりますし、周囲からの見る目が変わります。そして、自己の欲求ばかりを通そうと考えて周囲と衝突したり抑えこまれたと感じるよりも、はじめから自己を抑えて相手を優先させたほうが、ストレスがたまりません。そうすれば、心の平穏な生活というものが保たれて、不安感や不満感で疲労することが少なくなります。注意することは、自己を抑えて他人の言いなりになるのではなく、あらかじめ自己を抑制して他人を優先するという心持ちをもつことです。前者であれば、ストレスを貯めるだけですが、後者ならば疲れることも少なくなります。
 このように自己を抑えて、相手を尊重するという態度を取ることが、実は自分の意志を通し、人を動かすことの近道だというのです。つまり、他人の信頼を勝ち取ることが遠回りに見えて、もっとも効率的に自分の意志を実現することにつながるということです
 本書は、こうしたことを繰り返し繰り返し、様々なエピソードを交えて紹介していきます。今回読んだのは、少し古い版のもののようですが、特に問題なく、楽しめて読めました。
 しかし、こういう本て、えらい父親とかが高校卒業祝いとかで子供におくるのだろうか。4月になると、古本屋にカーネギーベストというボックスがよく並んでいるし。でも、社会に出たり、大学生になるのであったら、読んでおいたほうがいいかもしれません。

評価 ☆☆☆☆

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2016年4月24日 (日)

D・カーネギー『こうすれば必ず人は動く』

点検読書178

きこ書房(2015年)刊。
原題"How to win friends & influence people"
訳者は、田中孝顕。


自己啓発


実業家から大統領まであらゆる階層の人々が聴取していたといわれるラジオ講座の書籍化。人を動かして成功した人々の実体験や失敗談を再現していく。


四部構成

1:基本的な人間関係を良好にする方法(第1~4章)。

2:敵対している人との対話術(第5~9章)。

3:ビジネスをうまくいかせるコツ(第10~15章)。

4:人を動かすテクニック(第16~23章)。

コメント
 本当は、『人を動かす』が先なのだろうけど、順序が逆になり、その簡易版というか、ラジオ講座の活字化を先に読むことになりました。
 全体のテーマとしては、良好な人間関係を築くにはどうするか、という問題が述べられています。大切なのは、相手に対して誠実であり、相手を認め、自尊心を傷つけない、ということです。
 とりわけ、重要なのは、議論というのは意味がない、ということです。人は、他人から指摘されて間違いを認めるようにはできていません。なかなか自分の誤りというものを認めたがらないものです。自分が納得した時にのみ考えを変えることができますが、それはあくまで自分のこれまでの考えの延長線上で意見を取り入れたとか、状況が変わったから意見が変わったとか、都合良く考える性質を持ちます。そのため、公然と意見を変えることを表明する人に対して、「転向だ」「変節漢だ」と批判してしまいます。
 それぐらい意見を変えさせるというのは、難しいこと。だから、著者は、相手の間違いを指摘するのはもちろん、意見を変えさせるための議論というのは、無駄である、といいます。無駄どころか、相手の自尊心を傷つける結果にもなりかねませんので、有害だといいます。
 もし相手の意見を変えてもらう必要があるのならば、慎重に相手が受け入れやすい話題で同意させてから、相手が自分から意見を変えたと思わせるようにしなければなりません。
 本書は、こうした「人を動かす」テクニックを教えてくれるのですが、とにかく自分の欲求というものを抑え、無にしていくことが心の平穏に結びつき、幸福が訪れる、というストア派的な人生観が成功の素と説いているのかもしれない。
 議論好きで我が強い人、心の平穏を求める人に、おすすめです。

評価 ☆☆☆

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2016年4月10日 (日)

D.カーネギー『新訳 道は開ける』

点検読書166

角川文庫(2014年)刊。
訳者は田内志文。


自己啓発


「人はどうやって不安を克服してきたか」。不安のない生活というのは、ストア派哲学によく知られるように古来よりの人類のテーマであった。多くの人の悩みと向き合ってきた著者が、実在の人物のエピソードを交えて不安、疲労、悩みの克服法をあますところなく書いた一冊。


四部構成

1:不安とは何か。不安の克服法(1~3)。

2:心の平穏と疲労をためない生活法(4~7)。

3:仕事とお金の不安を持たない生き方(8~9)。

4:エピソード集(10)。

コメント
 荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物ディオ・ブランドーは、「おれは「恐怖」を克服することが「生きる」ことだ思う」と人生観を述べているが、その「恐怖」とはより身近な言い方であると「不安」にあたるでしょう。
 本書は、その「不安」こそが人生を破滅させ、生きづらくしていると指摘し、それを克服するための処方箋となる過去の偉人の名言や著者がふれあった実在の人物達のエピソードを紹介している本です。
 例えば、我々が人生において不安を感じるのは、将来に対してぼんやりとした不安を抱くからです。現にそう言って自殺した作家もいたでしょう(参照)。それに対して、著者はイエスの言葉「明日に不安を抱くなかれ」を紹介し、「今日一日生きればよい」という心境にあれば、不安は軽減すると述べます。
 また、我々の考える不安とは、果たしてそれほど不安に感じることか、その不安が最悪の事態に陥ったことを想像し、それを受け入れることを想定すれば、実は受け入れられないことではなく、かえって不安は軽減して冷静な判断をすることができるのではないか。そんな処方箋を述べています。
 そして、多くの人が、不安に思ったり、イライラしたりすることは、実は大した問題ではなく、「小さなことにこだわっている間に、人生は終わってしまう」(ディズレーリ)。だとすれば、できるだけ楽しい気分で生きた方が良いのではないか、「人生とは、人の思考が作り上げるもの」(マルクス・アウレリウス)なのだから、ということが書かれています。
 そうなんです。だいたいの事はどうでもいいことなんです。ささいな事を大事のように考えてしまうから、イライラしてしまう事になるんですね。こんなことも書かれています。

「結婚生活では、些細なものごとが人を狂気の縁まで追い詰めてしまう。そして、世界を取り巻く苦しみや悲しみの半分は、そうした些細なものごとから生まれている」(111頁)。

 そんなことよりも、機嫌よく過ごした方が、人生は楽しいぜ、とアメリカ人らしい気楽さのすゝめが本書です。

 さて、冒頭に何故か『ジョジョの奇妙な冒険』を書きましたが、本書は先に挙げたDIOの人生観がそうであるように元ネタ的な作品でもあるようです。というのは、『ジョジョ』の第一部の有名なセリフ「二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。一人は泥を見た。一人は星を見た。」というものがあります。もともとは、フレデリック・ラングブリッジ『不滅の詩』のものらしいのですが、おそらく荒木先生は本書の第十七章のセルマ・トンプソンという女性のエピソードから採っています。どうやら、この詩の翻訳はなさそうですし、それよりも第一部の他のセリフ、「北風が勇者バイキングをつくった」も同じ章で引用されているハリー・エマーソン・フォズディック『ものごとを見抜く力』の中の一文にあるからです。この本も翻訳はとくにないようです。荒木先生が、これらを原典で読もうとするほど、自己啓発本マニアなら別ですが、おそらく本書を読んだのでしょう。そうした意味で、『ジョジョ』に生きる勇気をもらった人にも、本書は何か訴えかけるものがあるでしょう。
 また、創元社文庫版の新しい翻訳があるようですが、そちらよりこの角川版の方が良いものであるらしいです。両者を見比べてみたのですが、本書には著者の序文とこの本の読み方、さらに各パートのまとめがあるのですが、創元社の新しい版にはそれらがないようです。「まとめ」はともかくとして、本書の読み方はあった方が良いのではないかと思いますので、こちらの方が良いかな。『人を動かす』も角川版でほしいものです。

評価 ☆☆☆☆

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