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儒学

2015年10月28日 (水)

加地伸行『〈教養〉は死んだか』(PHP新書、2001)

点検読書24

副題は「日本人の古典・道徳・宗教」

①評論

②前近代までの日本人(東アジア人)にとって教養とは、単に知識だけではなく、人格形成=道徳も含むものであった。現在の知識偏重の教育ではなく、道徳をも含む教養の再考が必要であり、それいは古典(=漢文〔儒教〕)を読むことが重要である。

③古典学習の現状、明治までの漢文の素養、漢文素養の衰退現象の象徴としての丸山眞男の西欧崇拝(ヘーゲル歴史哲学の日本への適用)と漢文誤読、漢文の想像力、漢学の大成者・吉川幸次郎、道徳・宗教教育の再興の提言、大学の機能低下の問題。

コメント
正しいか間違っているかなんてどうでもよい。加地ファンなら読んでおくというだけ。

2015年10月27日 (火)

加地伸行『中国人の論理学』(ちくま学芸文庫、2013年)

点検読書23

①思想史――中国

②中国人の現実主義・事実主義の思想的背景には、即物的な「実」重視の論理があり、名目と実際が分離した時には「実」を優先させる。

③表意文字としての漢字の特性、古代中国の「名実論争」、現代中国人の「実」優先思考、中国文化、経学における論理、日本人との比較。これらを検討することによって中国人の思考の独自性を考察。

2015年10月20日 (火)

点検読書16 小倉紀蔵『入門 朱子学と陽明学』(ちくま新書、2012)

点検読書についてはこちら

①儒学――入門書

②停滞の思想として誤解されている儒教、とりわけ朱子学と陽明学について歴史的事実の羅列ではなく、世界観の核心部分を叙述する。

③朱子学的世界観の内面化の事例、儒学学習に最適な文献案内、朱子学・陽明学についての解説、その応用としての「空」・「心」・鬼神」といった生命論が述べられる。


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