ブログランキング

Amazonサーチ

無料ブログはココログ

« 崔基鎬『歴史再検証 日韓併合』(祥伝社黄金文庫、2007) | トップページ | 橋爪大三郎『世界は宗教で動いている』(光文社新書、2013) »

2015年11月21日 (土)

藤田覚『幕末から維新へ シリーズ日本近世史⑤』(岩波新書、2015)

点検読書48

①歴史――日本近世史

②幕末維新期の腫瘍な要素としての欧米列強・天皇・民衆が登場し始めた18世紀末からを幕末と理解することで、徳川政権の国防意識が継続されていたこと、天皇が突然注目されたわけではないこと、近代化をスムーズに受け入れた民衆という流れが無理なく理解できる。

③内外の危機に伴って幕府の「御威光」低下と天皇の浮上、外国船の接近、アヘン戦争の衝撃、近代化の準備としての近世の教育、開国から幕末の政局、五箇条の誓文まで。

メモ
大政委任論(p.36~37)
伊勢貞丈『幼学問答』(天明元年〔1781〕)
「徳川家康は天皇から日本国を預かって国政を行ない、歴代将軍は天皇から任命されて国政を担当していると説明し、だから将軍は天皇の臣下であると説いた。」

本居宣長『玉くしげ』(天明六年〔1786〕)
天皇→将軍→大名という「御任(みよさし)」=政権委任の秩序があると説明。

松平定信「将軍家御心得十五ヶ条」(天明八年〔1788〕)
日本の国土と人民を天皇から預けられていると説明。


人気ブログランキングへ

« 崔基鎬『歴史再検証 日韓併合』(祥伝社黄金文庫、2007) | トップページ | 橋爪大三郎『世界は宗教で動いている』(光文社新書、2013) »

幕末史」カテゴリの記事

徳川時代」カテゴリの記事

近世思想史」カテゴリの記事

点検読書」カテゴリの記事

日本史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 崔基鎬『歴史再検証 日韓併合』(祥伝社黄金文庫、2007) | トップページ | 橋爪大三郎『世界は宗教で動いている』(光文社新書、2013) »

最近のトラックバック

2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31